「自分に向いている仕事がわからない」ときの見つけ方
やりたいことがはっきりしている人がうらやましい。自分には何が向いているのか、考えても答えが出ない。そんな悩みを抱える人は、実はとても多いものです。向いている仕事は、頭の中で考えるより、これまでの経験の中から見つかることがほとんどです。
i「やりたいこと」がなくても大丈夫
向いている仕事を探すとき、「やりたいことを見つけなければ」と考えがちです。けれど、最初からやりたいことが明確な人は多くありません。むしろ、働きながら少しずつ「これは好きかもしれない」と気づいていく人のほうが多いのです。やりたいことがないことに焦らず、まずは自分を知るところから始めてみましょう。
ii過去の経験を書き出す
これまでの仕事やアルバイト、学校生活の中で、時間を忘れて取り組めたこと、苦にならなかったことを書き出してみてください。大きな成果でなくてもかまいません。「資料をまとめるのは楽しかった」「人に教えるのが好きだった」。小さな記憶の中に、あなたの向き不向きの手がかりがあります。
iii人から頼まれることに注目する
自分では当たり前だと思っていることが、実は人より得意なことだった、ということはよくあります。
- 周りの人からよく頼まれること
- 褒められて意外に感じたこと
- 人に聞かれて自然に説明できること
こうしたことは、あなたが無意識に力を発揮できる分野です。身近な人に「私の得意なことって何だと思う?」と聞いてみるのもおすすめです。
iv「疲れ方」も手がかりになる
同じ時間働いても、終わったあとに満ちた気持ちになる仕事と、すり減る仕事があります。満ちる疲れを感じた場面を思い出すと、自分に合う働き方が見えてきます。宵月の読みもの「向いている仕事は『疲れ方』でわかる」でも、この見つけ方を詳しく紹介しています。
v小さく試してみる
手がかりが見つかったら、いきなり仕事を変えるのではなく、小さく試してみましょう。社内で関わる仕事を増やしてみる、休日に関係する講座に参加してみる、副業で少しだけやってみる。実際にやってみると、思っていたより楽しいこと、反対に合わないことがはっきりします。
vi答えは、少しずつ見えてくる
向いている仕事は、一度で見つかるものではありません。試しては振り返り、また試す。そのくり返しの中で、少しずつ輪郭がはっきりしていきます。迷っている時間も、決して無駄ではありません。その時間こそが、あなたに合う働き方を見つけるための準備期間です。
この記事は一般的な考え方をまとめたものです。お金・法律・心身の健康に関わる判断は、必要に応じて専門家にご相談ください。